Chooning というアプリを会社半分、プライベート半分で作っています。ぼくはbackendを担当していて、データ処理周りでおかしなことがあったら、たぶん大体ぼくのせいです。半年弱ぐらい運用されていますが、この度、ついにAndroid版を出せたこともあり、記事を書いています。

この Chooning 、中々素晴らしいアプリなので、この度、紹介しようと思います。

これはもしかすると、宣伝記事というヤツかもしれない。とすると、数々のブログを作っては捨ててきたぼくですが、人生初めての企業製品の宣伝記事になるかもしれない。

まぁまぁ、話ぐらい聞いていってください。
面倒くさい? じゃあ、とりあえずインストールして触ってみてください。特に、Spotifyアカウント持ってる人は問答無用で入れてください。

https://chooning.app/

下の長々とした文章は、ぶっちゃけ触っていれば読まなくても伝わります。
(と言える辺りが良いアプリだと思っている所以でもあります)

Chooning is 何

機能だけを取り上げれば、「曲のレビューを通じたSNS」です。

  • 曲を選択して、その曲にまつわる”何か”を記述して、投稿する。
  • 他人の投稿がみれるし、他人をフォローすることもできる。
  • Spotifyに投稿にまつわる曲を送って聴ける。

細々と便利機能はありますが、まぁ基本はこれだけと言っていいです。

……え? まぁまぁ、話ぐらい聞いていってください(2回目)。

Chooning is 何故

アプリとは機能として出来ることではなく、その背景にある「何をユーザに与えたいか」が重要です。Chooningは、その点をクリアしているアプリだと自負しています(いや、考えたのは自分じゃないんですが)。

Chooningの代表である岩本さん( https://twitter.com/ezeroms )はいろいろ言っていますが、僕は「人を介して曲に出会う」ことが面白いと思っています。

人はいつの間にか、YoutubeとかSpotifyとかApple musicとかで、超簡単に長々と音楽にリーチできるようになりました。これはこれで素晴らしい時代だと思います。しかも、レコメンドは的確で、似たようなアーティストに出会うことも簡単になってきました。

けど、このレコメンドが曲者で、正確すぎるんですよね。機械的、といってもいい。
これに身を委ねると、漫然と曲を消費して、似たような体験をダラダラと続けてしまいがちです。

しかし、ここに「人」という「ノイズ」を入れることで、曲のレコメンドをジャンプさせることができると考えています。それが、僕の考えるChooningの良いところです。

「この曲を聴いているならこの曲をオススメしよう」とリコメンドエンジンは考えるわけですが、
Chooningでは「この人が思いを書いているこの曲は、私も好きかもしれない」というリコメンドを得られます。このレコメンドはある意味で「不安定」で「不正確」でしょうが、音楽の出会いというのは、そういう回路があっても良いと思うのです。

Chooning is

  • 思い出の曲のひとつやふたつ、誰でもあるでしょう。ポロッとその思い出を書いてみると、ふわりと心が軽くなる。
  • 昨日の出来事にマッチした曲を選んで日記を書けば、記憶にBGMがついた気がしてくる。
  • 今日知った曲の感想を書いてみれば、急に特別な曲に思えてくる。

こんなことを書けばイケイケでオシャンティーで陽キャ向けのサービスと思うかもしれませんが、陰キャには陰キャの音楽があるわけで……アニソンとかニコニコ系の投稿はもっと増えていい。

Spotify について

Chooningは、現状Spotifyアカウントとの連携が強いです。というか、Spotifyアカウントがないと満足に使えません。

が、Spotifyは無料プランがあり、無料プランでもChooningもSpotifyも十分使えるので、Spotifyアカウント持っていない方はこれを機に、どーか、Spotifyもお願いします。