《熟慮/Think Twice》が4枚入った異色の青単Delverが5-0しています。

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Creature
4 Delver of Secrets
4 Faerie Miscreant
4 Ninja of the Deep Hours
4 Spellstutter Sprite
4 Spire Golem
Sorcery
3 Gitaxian Probe
4 Preordain
Instant
4 Counterspell
1 Oona’s Grace
3 Snap
4 Think Twice
Land
21 Island

Sideboard
3 Curse of Chains
2 Dispel
1 Gremlin Mine
4 Mulldrifter
2 Nullify
1 Relic of Progenitus
2 Serrated Arrows
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《ウーナの寵愛/Oona’s Grace》も入っており、従来の青単Delverからするとかなり長期戦を意識した構成になっています。サイドにもMulldrifterが4枚という徹底ぶり。土地が21枚入っているのも特筆すべきですね。ぶっちゃけどうやって戦うのかあんまりイメージできません。かなり立ち回りも変わってくると思います。強いのかなこれ

デッキ相性的には、カルドーサジェスカイ・黒単信心・ミラーマッチ辺りには、従来型より強いと思います。カルドーサジェスカイ・黒単信心は動きが遅く、かつアドバンテージ戦になりやすいので、カードを多く引ける今回の構成は向いていると思います。ミラーマッチも同じくアド勝負になりやすいですね。

逆に、序盤で無駄になりやすいカードが多い分、ゴブリンやストンピィなどには苦しくなっていると思います。前回の記事でも触れましたが、《フェアリーの大群/Cloud of Faeries》禁止直後は低速デッキが多くなってきていましたが、徐々に全体として速度が上がってきています。この型はメタ的にどうなのか気になります。

《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》が実は重要という説もあります。相手の手札を見ることができるのは、クロックパーミッションは実は非常にありがたいです。カウンターが少ない構成なので、打ち消すべき呪文を把握するのに役立てるのでしょう。

最近の青単Delverの入賞リストは、どれもちょっとずつ試行錯誤されてて、見ていて面白いです。